峰守備忘目録《ミネモリビボウモクロク》

小説家・峰守ひろかずが、自著リストや短編小説を公開しているブログです。

記事一覧(2019/06/22最終更新)

Works(著作や関わった刊行物など。おおむね最新巻の刊行順です)

Novels(短編小説です)

※この記事は常に一番上に表示しています。各項目は随時更新します。

ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌

 鎌倉のとある私立高校に通う隠れオタクでお調子者の前河響平は、ある日、廃止目前の旧図書室を一人で守る図書部員の少女・卯城野こぐちと知り合った。古典名作と静謐な読書環境を愛するこぐちに同情した響平は、生徒会に旧図書室の存続を求めて直談判するが、うっかり秘密を知られてしまい、会長考案の図書プレゼンバトル「ビブリアファイト」に挑む事を強制される。

 かくして二人の戦いは始まった。こぐちは旧図書室を残すため、そして響平は現在進行形の黒歴史を隠すため。こぐちの知識と本への愛、響平のノリと喋り、そしてたまたま知り合った古本屋のお姉さんの助言を武器に、いざ挑めビブリアファイト!

 名作や人気作のスピンオフを別の作家が書く「電撃文庫リザレクションシリーズ」企画の一つで、三上延先生の「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズの世界観と舞台をお借りした作品です。イラストはおかだアンミツ様。三上先生には「原作・監修」という形で関わっていただきました。 2018年10月現在で2巻まで発売中です。

 

 1巻は、電撃文庫MAGAZINEVol.52(2016年11月号)~Vol.54(2017年3月号)の連載に加筆修正・書き下ろしエピソードを追加し、2017年3月に電撃文庫より発売されました。

dengekibunko.j 

 

 2巻は、電撃文庫MAGAZINEVol.61(2018年5月号)~Vol.63(2018年9月号)の連載に加筆修正・書き下ろしエピソードを追加し、2018年10月に電撃文庫より発売されました。

dengekibunko.jp

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 また、葵季むつみ様による漫画版が、コミックアライブ(毎月27日発売)2018年5月号から2019年6月号まで連載され、全2巻で発売中です。このコミカライズ版は、コミックウォーカー・ニコニコ静画で無料で読むことができます。  

  コミカライズ版の一部は、ニコニコ静画で無料で読むことができます。  

seiga.nicovideo.jp

STAiRs, be STAR! 怪談アイドルはじめます。

 結成間もない零細アイドルグループ「STAiRs(ステアーズ)」の一人、新倉隆治(にいくらたかはる)には二つの悩みがあった。

 一つはメンバーと打ち解けられていないこと。屈強なダンサーの根岸雷汰(ねぎしらいた)は顔も言動も怖いし、子役上がりの小松谷千博(こまつやちひろ)は年下なのにクールでとっつきづらく、唯一フレンドリーな常光寺(じょうこうじ)つぐみもフワフワしていて何を考えているかよく分からない。

 そしてもう一つの隆治の悩みは、霊や怪異が「見える」こと。体質のことは隠してアイドルをやっていた隆治だったが、なんとメンバー全員が霊感体質だったことが発覚する。それを知った隆治は思わず喜ぶが、「見える」人間が揃ってしまったものだからさあ大変!

 PV撮影現場は心霊スポット、ステージでは霊に足を掴まれ、電車を降りたら異界駅! 次々降りかかる怪異をチームワークとかで切り抜けて、売れろ! 死ぬな! 打ち解けろ! 霊や妖怪が見えてしまう体質ばかりが集まったアイドルグループが頑張るオカルトコメディ。表紙イラストはLaruha様です。 

STAiRs, be STAR! 怪談アイドルはじめます。 (富士見L文庫)

STAiRs, be STAR! 怪談アイドルはじめます。 (富士見L文庫)

 

 

新宿もののけ図書館利用案内

 求職中の気弱な非正規司書・末花詞織(すえはなしおり)が見つけた求人は、新宿の住宅街の奥に存在する妖怪専用図書館「本姫図書館」のものだった。「借りた本を返す時は必ず別の本を添えて返すこと」という奇妙なルールのあるこの館を訪れるのは、幽霊や妖怪など人間ではない利用者ばかり。驚いて辞退しようとする詞織を、若き館長代理・牛込山伏町(うしごめやまぶしちょう)カイルは熱心に引き留める。館長代理を押し付けられてしまったカイルは図書館を運営していくためのノウハウを全く持っていなかったのだ。
 カイルの懇願に押し負けてしまった詞織は、本姫図書館で働くことになる。熱意も使命感もあるが知識が足りない新米の館長代理と、それなりに経験はあるが怖がりで押しにも弱い司書。見るからに危うい二人三脚による危なっかしい図書館運営が始まった!
 新宿にひっそり佇む妖怪専用図書館にて、気弱な司書(人間)と真面目な若き館長代理(妖怪)コンビが頑張る現代東京ハートフル妖怪お仕事小説。表紙イラストはLaruha様です。 

新宿もののけ図書館利用案内 (メゾン文庫)

新宿もののけ図書館利用案内 (メゾン文庫)

 

妖怪解析官・神代宇路子の追跡 人魚は嘘を云うものだ

 治安悪化の進む港湾都市・豆井戸(まめいど)市の川で、上半身だけの死体が発見された。正義感の強い新米刑事・御堂陸(みどうりく)は、民間の科学解析官・神代宇路子(かみしろうろこ)の助言に従い、魚にしか見えない下半身を見つけてしまう……。連続少女失踪事件。頻発する不審火。謎の通り魔。そして町の名士の間に広がる「究極の健康食品」人魚の肉。無数の事件の裏に潜むものは果たして何か?

 謎めいた解析官とひたむき新米刑事が、港湾都市に蠢く巨悪と人魚伝説の謎に挑む伝奇クライムサスペンス。装画は七原しえ様です。  

絶対城先輩の妖怪学講座

「文学部四号館四階四十四番資料室。俺はいつでもそこにいる」

 黒の羽織に白のワイシャツ、黒のネクタイという出で立ちの青年・絶対城阿頼耶(ぜったいじょうあらや)が、合気道をたしなむ後輩女子・湯ノ山礼音や、気さくで手先が器用な元演劇部の杵松明人(きねまつあきと)らを従えて妖怪の伝承の謎を暴いたり事件を解決したりする、連作SF伝奇ミステリー。オカルトに極力頼らず怪異の存在を説明してみよう、というところから始まったシリーズです。

 装画・口絵は水口十様。メディアワークス文庫より刊行中で、2018年9月末現在で十一巻まで刊行されています。(十二巻で完結する予定です)

 また、炬太郎様による漫画版が月刊B’s‐LOG COMICで連載されており、全2巻で完結済みです。いずれも電子書籍版も出ております。 

 各巻については以下をご覧ください。各巻タイトルからメディアワークス文庫公式サイトの該当ページに飛べます(リンク先から購入・試し読みも可能です)。

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その他書いたもの・インタビューなど

 書籍化されていない書き物やエッセイ、インタビューなどです。上に行くほど新しいものです。

 

  メディアワークス文庫と富士見L文庫のコラボ企画として、2018年9月に書き下ろした特別編です。同年1,2月に公開した「ひとり妖怪大戦争」の後日談です。メディアワークス文庫公式サイト内で公開されています。 

 

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  • 特集記事「大地、海、宇宙を翔る。荒俣宏妖怪探偵団 ~信州の夏は、ワンダー~」

 JR東日本の新幹線(北海道・東北・山形・秋田・上越・北陸)の車内配布誌「トランヴェール」の2018年7月号の特集記事にて、本文の執筆を担当し、対談要員としても参加しました。

 荒俣宏さんを中心に、古生物学者古代ギリシャ研究家、考古学者といった専門家の面々が、「信濃奇勝録」他、長野に伝わる奇怪な文物や記録を見に行き、その正体や怪異の扱われ方について語り合う内容です。アニメ監督のたつきさんによる「信濃奇勝録」の妖怪の擬人化イラストとコメントも収録されています。

(記事はWEBで公開されており、こちらで読めます)

 

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 メディアワークス文庫と富士見L文庫のコラボ企画として2018年1月~2月に書き下ろした特別編です。「絶対城先輩の妖怪学講座」「お世話になっております。陰陽課です」「六道先生の原稿は順調に遅れています」「帝都フォークロア・コレクターズ」の共演するクロスオーバー小説で、前編は富士見L文庫のカクヨムアカウント、後編はメディアワークス文庫公式サイト内で公開されています。 

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